資格のおはなし④中小企業診断士試験(口述試験)受験編のつづき

みなさま、こんにちは!儲かってますか?

という事で前回の続きです。せめてリンク付けなどして前回のブログに飛ばせるようにしてくれよと思うでしょうが、そんなことはしません!そんなことをする人はアレです!私はそういうことをしません!!。

って、すみません!!本当はやり方が分からないのです。前までできていたのに、やり方を忘れてしまっているのです。しかし日常生活ではなんら困らないので調べようとも思わないのです☆

ということで本編のつづきですが、私は試験官と対峙したときには合格を確信し、勝利することを微塵も疑っていなかったのです。なんやかんや簡単な挨拶などを終えたあとに以下のようなやり取りになりました(記憶が曖昧なのですが、だいたいこんな感じです)。

試験官「VRを使って建設業の売上向上施策を教えてください」

わたし「・・・(は?)」←このときすでに意識が朦朧とし始めています。

試験官「・・・、もう一度言いますね。VRを使って建設業の売上向上施策を教えてください」

わたし「(約束と違うやん!事例から出る言うてたやん!ヒドイ!!←約束などしていない)・・・。そんな施策あるのでしょうか?」←脳震盪状態。

試験官「え?」

わたし「あればすべての建設業者が採用していると思いますが、どこもそういったことをしていないので・・・」

試験官「はあ。」

わたし「すみません!分かりません!!ごめんなさい!違う質問はダメですか??」←土下座して合格ならしている。

試験官「じゃあ、売上向上じゃなくて費用低減ならどうですか?」

わたし「(VRから離れてくれや!!)・・・。うーん。VRのVはバーチャルで、Rはなんでしたっけ?リアリティとかなんとかでしたかね」←時間を稼いでいる。

試験官「・・・」

わたし「要するにバーチャルなリアリティで費用を減らすということですね、うーん、なるほど(なにがやねん)。うーん、なるほどね(だからなにがやねん!)」←何一つ思い浮かばない。ラーメン屋に傘を置き忘れたことを思い出すのに。

試験官「・・・」

わたし「VRを導入する費用を上回る費用の削減が必要ですものね。建設業界も大変と聞きますから色々と思い切った改革が必要かもしれませんね。」

試験官「・・・」

と、まぁ終始だいたいこんな感じでした。最終的に試験官のうち1人が半笑いで、もう1人が蔑んだ表情(←勝手に思っているだけ)で私を見つめたあと、コソコソっと何かの打ち合わせ?を行い、では、これで口述試験を終了しますと宣告されたのです。ええ、確実に落ちたと思いましたね。これで受かったと思う人は誰一人としていないでしょう。したことと言えばVRのVとRをカタカナ英語で読んだ程度ですから。このままでは本当にまずいと感じた私は退出時には大きな声でお礼を伝え、せめて人柄は良いのです!というアピールをしようとしたのです。そして退出時、大きな声で言いました・・・

ありやす!!

はい、終わりです。なんやねん、ありやすって。すし職人かよと。江戸前寿司の職人かよと。VとRを必死でカタカナ英語で読み、意味のないことをダラダラと説明したがために、口がパッサパサになっており、ありがとうございます!をありやす!!と発音したのです。

重い扉を開け、退出するとそこには係の方がいらっしゃり、お疲れ様でしたと言ってくれたのです。私はエレベーターを待つ間に係の方に聞きました。落ちる人っていてるんですかね?と。全てを察してくれた係の方からは大丈夫ですよ、きっと合格していますよと励ましてくれたのです。ここまで試験を頑張ってきて最後の最後にダメだったという思いと、最後のありやす!ってなんやねんという複雑な気持ちを抱えながら帰路につきました。

そして帰宅中にふと思いついたのです。VR使ったらモデルハウス建てやんくていいから、費用削減になるやん、と。VR使ったら(サンプル)家具を仕入れなくていいから費用削減になるやん、と。時すでに遅しDEATHネ☆彡

まぁ結論から言うと受かったんですけどね。だから口述試験でダメだったと思っている方は是非安心してほしいと思います。こんなんでも受かるので。おそらく無言を貫くなどをすれば合格しないかもしれませんが、こんな感じのやり取りでもなんとか合格させてくださいましたので自信をもってくださいな。

という事で今回の誰に伝えたいのかイマイチ分からないブログは以上です!またいつかお会いしましょう!

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