資格のおはなし④中小企業診断士試験(口述試験)受験編
みなさま、こんにちは!儲かってますか?
さて、今回も資格のおはなしです。勘の良い方なら既にお分かりかと思いますが、そうです。書くことがないのです。そうなんです。伝えたいことがないのです。でも書きます。今回は中小企業診断士試験(口述試験)の受験体験について書いていきます。
まず前提としてですが私は運が良いのです。ギャンブル運は全くありません(競艇で当時の全財産(3万円)を賭けた2号艇が第1ターンで転覆したり、10万円相当のメダル獲得からの帰宅時には10万円負けなどプロ顔負けの記録を有しております)が、資格や仕事に関しては何となく運が良いのです。診断士試験は2次試験に1度落ちてしまいましたが、これは明らかに勉強不足!!圧倒的勉強不足!!!でした。だって2次試験の概要を見ただけで謎に受かったと思っちゃったんですもの。多分トータル10分くらい勉強して本番に向かい、ニホンゴムズカシイデスネ状態になり惨敗しました。あれで受かってたら大した資格ではないと逆に諦め?がつき中小企業診断士として独立開業などしなかったでしょう。
2度目の挑戦で2次試験も運よくクリア(ほ。)し、口述試験へと向かいました。99.9%くらい受かると噂されていたので2次試験の問題をちょっとだけ復習し、本番直前にしっかりとチャーシュー麺(大盛!)を食べ、汁をスーツにこぼし、歩いて会場へと向かいました。ネットで調べた通りの問題が出るんだろうなぁと思いつつ、こぼした汁でできたシミをネクタイで隠しながら待機していると、〇〇番の方!!と番号で呼ばれたような記憶があります(刑務所のようだと微笑みながら。この時はまだ微笑む余裕があったのです)。
係の方に誘導されるがままに大きな扉の前に座らされ、その扉から出てきた受験生らしき方は小さなガッツポーズと共に勝ち誇った表情を見せており、やはりあの噂(99.9%受かるってやつ)は本当だったんだ、これは数分後が楽しみだと微笑んでいました。その空間には、にこやかな係の方と微笑んでいる私、そして穏やかな空気が流れていました。どれくらい時間が経ったでしょうか。次の方お入り下ちい的な合図と共に係の方が重そうな扉を私のために開けてくれたのです。ここまで連れてきてくれた係の方に軽く会釈をし、入室しました。
私の得意とする?!元気な声と媚びへつらった笑顔で挨拶をし、着席したときには試験官の方々にも笑顔が見えていました。まるで、ウェルカム!診断士の世界へ、とでも言ってくれているかのように感じ、心の中でこれは受かったなと確信したものです。これで早ければ夏ごろには診断士と名乗っているのだろうなと。もしかしたら資格手当がつくのではないかと。そういやさっきのチャーシューちょっと固かったななどとも思いだし、まさに余裕の精神状態だったのです。だって目の前の試験官の方々も仏様のような慈悲深い表情で私を見つめてくださっていたのだから。そう、この時わたしは幸せだったのです。
と、いう事で今日はここまで!また来週あたりにでも続きをアップしようと思っています。
それではまた来週お会いしませう!