資格のおはなし③通関士編
みなさま、こんにちは!儲かってますか?
さて、今回は前回の中小企業診断士編に続き、国家資格である「通関士」資格の紹介です。通関士も中々マイナーな知名度の低い資格ですが、わが国にとってはなくてはならない資格の一つであることは間違いありません。なにせ貿易業界唯一の国家資格ですから(ちなみに中小企業診断士はコンサルティング業界唯一の国家資格でございます)。それでは資格のおはなし③通関士編に参りましょう!
まず通関士は先ほどもお伝えした通り、貿易業界唯一の国家資格であり、管轄省庁は財務省です。中小企業診断士と違い独占業務があるため中小企業診断士よりも有利?な資格のように思われますが、それがなかなかそうでもないのです。
通関士は、通関士として働ける場所(地理的な)が結構限られているのです。そう、空港や港がある地域がメインの職場となりますので、薬剤師や税理士、中小企業診断士などのように全国どこでも働けるぜ!というような資格ではないのです。さらに法律上は可能ではありますが、独立開業することが非常に困難なのです。なぜか。関税・消費税を立て替える必要があるというのが大きな要因の一つだと考えています。原則的に関税・消費税を支払わないと輸入の許可は下りないので立て替えしないという選択肢はほぼありません(まぁ輸入者口座を使うことはできますが、輸入者サイドの資金繰りを考えると、ちょっとの間くらい税金立て替えてよ!という輸入者が多いのは仕方がないねと思っています)。
資格取得難度でいうと薬剤師や税理士、中小企業診断士のほうが断然高く、通関士資格は比較的取得しやすい部類だと思います。通関士は貿易業界に属するため英語を使うイメージがありますが、そんなことはありません。T-SHIRTSやWATCHレベルの英単語を読める程度で全然オッケーです。なんならGoogle翻訳などで翻訳すれば良いのです。ですので通関士に興味はあるけど英語がなぁ・・・という方はそんな悩みは放っておいて今すぐにでも本を買ってください!今すぐ勉強を開始すれば今年の試験に間に合います!合格すれば早ければ年内に通関士デビューです!給料もそこそこ悪くない額はいただけるでしょう!空港や港近くで暇をしている人は通関士はねらい目資格です!中卒でも大丈夫!学歴不問で合格できます!!マジで!
ただ、通関士含むあらゆる職業について言えますが、資格を取ったからといっていきなり実務をこなせる人はあまりいません。通関士の世界も割と厳しい世界であることは間違いないですが、そんなことはどの業界も同じなので、気にしなくて結構です(ほな言うなよ!!)。資格を取ったからといって偉そうにする人がたまにいるみたいですが、決して偉くないのでそのあたりは勘違いしないように、謙虚にいきましょうね!
国家資格の魅力は、自分に少しだけ自信をつけてくれるところにあると思います。特にしたいことがないなぁという人はチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。ちなみに当社では通関士試験・3科目目「通関実務」の学習サポートを行う予定です。興味のある方はメール(s.maeyama@buhaha-consulting.com)連絡ください!
では、そろそろ、書くことがなくなってきた&みなさまも飽きてこられたと思いますので、今日はこのくらいにします。
次回もこれといったネタがないので、適当に感じたことなどを書いていきたいと思います。
ではまた!のちほど!